『凪の憂鬱』上映スケジュール
仕事、恋、告白、仲間、全部めんどくさいけど、騒がしくて愛おしい。
なにげない日々に振り回され、振り回し、山ほどの憂鬱を乗り越えて、今日も凪は駆けぬける!
関西インディペンデントシーンで最注目の俳優・辻凪子と、監督・磯部鉄平の気が向いた時に制作される短編作品「凪の憂鬱」シリーズ、待望の長編映画化最新作『凪の憂鬱』。
2018年の「高校生編」、2020年の「大学生編」を経て、3作目にして劇場公開となった本作は、契約社員となった主人公・凪の、いつか懐かしくなる素晴らしき平凡な日常を長編映画として描く。
主演は、映画・ドラマ・舞台など幅広く活躍するコメディエンヌ・辻凪子。映画監督としても活動し、監督作の活弁映画『I AM JAM ピザの惑星危機一髪!』公開で全国的に話題を呼んだ。凪を囲む仲間たちに『シュシュシュの娘』の根矢涼香、『裸足で鳴らしてみせろ』の佐々木詩音、『君は愛せ』の佐藤あみなど注目若手俳優たちが集結。
監督は、「凪の憂鬱」シリーズと同じく撮影から5年越しの映画『コーンフレーク』が絶賛上映中の磯部鉄平。SKIPシティ国際Dシネマ映画祭にて3年連続受賞快挙をなし、国内外映画祭にて多数入選受賞する監督が、等身大の凪を追い続ける。
1995年9月1日生まれ。大阪府出身。京都造形芸術大学映画学科卒業。監督作がイギリスや韓国の映画祭に招待されるなど国内外でも評価が高く、女優としても映画・テレビ・舞台と幅広く活躍。間寛平座長『劇団間座』にレギュラー出演するほか、NHK連続テレビ小説『なつぞら』『わろてんか』など5作に出演。ペク・ジェホ監督の日韓合作映画『大観覧車』で国際デビューも果たしている。2022年監督作『I AM JAM ピザの惑星危機一髪!』の活弁興行が話題を呼び、全国各地で上映中。
1994年9月5日生まれ、茨城県出身。小学5年生の時に初めて受けた舞台オーディションで主演に抜擢。その後舞台経験を重ねる。2018年大野大輔監督『ウルフなシッシー』(第18回TAMA NEW WAVEグランプリ作品)にてTAMA NEW WAVEベスト女優賞を受賞。その後も着々と内田英治監督・入江悠監督など多数の映画監督に愛され、“インディーズ映画界のミューズ”と呼ばれる。出演作に『シュシュシュの娘』(入江悠監督)『愛のくだらない』(野本梢監督)『由宇子の天秤』(春本雄二郎監督)など。近年は『とべない風船』(宮川博至監督)『愛してる!』(白石晃士監督)『余命10年』(藤井道人監督)、讀賣テレビ『しょうもない僕らの恋愛論』に出演。
1995年7月11日生まれ。大阪府出身。A型。京都造形芸術大学映画学科卒業。大学在学中、PFFで入選した作品『DRILL AND MESSY』(吉川鮎太監督)や『オーファンズ・ブルース』(工藤梨穂監督)『窓辺にて』(今泉力哉監督)に出演。現在は上京し、フリーの俳優として映像をメインに活動している。主演作『裸足で鳴らしてみせろ』(工藤梨穂監督)で第36回高崎映画祭 最優秀新進俳優賞を受賞。
1994年12月26日生まれ。神奈川県出身。A型。高校卒業後、東京、大阪にてコメディを中心に30作以上の舞台に出演。中にはAマッソ単独ライブ『快速!たくや先輩のドンッ!』やよしもと漫才劇場などでのコントや舞台作品への出演もある。加藤マニ監督、FEED WIT『エイプリルグール』でのMV出演を経て2019年から映像作品へ進出。『きみは愛せ』(葉名恒星監督)等に出演。
1995年12月8日生まれ。愛媛県出身。早稲田大学文化構想学部卒業。学生時代から舞台活動を始め、一人芝居や一人コントを脚本から出演まで手掛ける。2019年「No.1コメディエンヌは誰!?エミィ賞グランプリ」グランプリ受賞、2021年「佐藤佐吉賞」最優秀主演俳優賞受賞。近年はテレビや映画にも出演し個性溢れる存在を発揮している。主な出演作にMIRRORLIAR FILMS Season4『BEFORE/AFTER』(2022)主演、EX「最初はパー」(2022)森繁久代役など。
2000年3月26日生まれ。徳島県出身。京都芸術大学卒業。出演した北白川派プロジェクト第7弾:映画『のさりの島』(山本起也監督)では学生スタッフで美術助手としても参加。
高校卒業後、イギリスで演技を学び、帰国後女優として活動を開始。主な出演作品に、石井隆監督『甘い鞭』『GONINサーガ』、ジョン・ウー監督『マンハント』、下村勇二監督『RE:BORN 』、山口雅俊監督『闇金ウシジマくん Part2』、大友啓史監督『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編』など。 磯部鉄平監督作への参加は『予定は未定』『オーバーナイトウォーク』に続き3本目となる。映画ライターとしても活動中。
1975年2月5日生まれ。広島県尾道市出身。身長172cm 体重65kg 足26.5cm 血液型A型。ビジュアルアーツ専門学校大阪卒業。1998年より、野外劇を中心に活動する劇団「犯罪友の会」に98年より参加。時に大道具も兼任しながら、以降同劇団の多くの作品に出演し、関西現代演劇俳優賞を2度受賞している。
1993年12月12日生まれ。大阪府出身。宝塚大学アート・デザイン学科卒業。2017年から京都を拠点とする劇団「幻灯劇場」に所属。現在はモデルの活動をしながら、役者としても活動中。主な出演作に『そしてまた私たちはのぼってゆく』辰巳役(2018)、泊まれる演劇『MIDNIGHTMOTEL』HOTEL SHE, KYOTO(2021)、関西演劇祭2023 in Tokyo参加作品幻灯劇場『0番地』新宿シアタートップス/おばあちゃん役、幻灯劇場『DADA』AI-HALL/マリ役(2023)など。
1961年12月25日生まれ。兵庫県出身。 48歳から役者の道に入り、キャリアをスタートさせる。映画『大阪蛇道』(2013年、石原貴洋監督)で役者として本格デビュー。 その後、関西を拠点に映画、ドラマなど出演多数。
俳優、艶歌シャンソニエ家元、作詞家、作曲家。オリジナルソングと雑談を武器に、全国を巡業中。『凪の憂鬱』シリーズ第1弾の高校生編では 主題歌「網走の今」を作詞作曲してW主演の辻凪子と歌唱している。主な出演作:『食べられる男』『 網走の海』『赤色彗星倶楽部』『温泉しかばね芸者』『父、かえれ!』『平成居酒屋』『女の仕事』『B/B』『PARALLEL』主な映画主題歌:『ドブ川番外地』『新橋探偵物語』『恋の墓』『凪の憂鬱』 『タイフーン・ガール』 『イミテーションブルー』
1969年7月生まれ。兵庫県出身。兵庫県立宝塚北高校演劇科卒業後、ピッコロ劇団に入団。退団後はフリーで活動。宝塚北高校 演劇科非常勤講師。磯部監督とは『見栄を張る』(2017)で出会い、『予定は未定』(2018)、『凪の憂鬱』(2022)等々、監督がかかわる、おば様役のいる時にはだいたい呼ばれている。YouTubeチャンネル『ポケットシネマ』開設。クスッと笑えるあるある短編作品が好評。
1970年8月21日生まれ。京都府出身。映画『アウトレイジ 最終章』『劒岳 点の記』などの代表作の他に、近年のドラマでは『刑事ゆがみ』『サウナーマン~汗か涙かわからない~』など多くの作品に出演。オフィス北野を経て現在は個人で活動。父は俳優の川谷拓三。
シンガーソングライター。
体温を感じる歌声。
こころに寄り添う歌詞。
その琴線に触れる楽曲たちは「ひとの心」と「音楽」に まっすぐに向き合ってきた結晶そのものである。
1990年大阪生まれ。テレビ番組制作会社を経てフリーへ。2015年、『くさいけど「愛してる」』がしたまちコメディ大賞2015勝手にサポーター&観客賞など国内外20以上の映画祭にて上映された。2019年、監督した『この街と私』が第11回沖縄国際映画祭にてワールドプレミアされた。2022年3月より監督作3本がアップリンク吉祥寺他にて劇場公開された。また、磯部鉄平監督作品では『予定は未定』『オーバーナイトウォーク』『コーンフレーク』『ミは未来のミ』等にて脚本を担当している。
ビジュアルアーツ専門学校大阪卒業。小谷忠典監督のドキュメンタリー映画『フリーダ・カーロの遺品』(2015)に海外撮影スタッフとして参加。帰国後は映像フリーランスとして企業VP、MVのディレクターや、インディーズ映画のスタッフとして活動する。2016年から映画製作を開始。国内外の映画祭に多数入選、受賞する。SKIPシティ国際Dシネマ映画祭にて3年連続受賞という快挙を成し遂げ、今後飛躍が期待される映画監督。
男に振られようが、会社で怒られようが、それでも生きなくちゃいけない。息を吸って吐くって難しい。けど、面白い。飾らない笑顔に低い声、大阪の街で凪を探してしまいそう。
加藤るみ(タレント/映画コメンテーター)
何気ない日常の中に、優しくて温かい空気を感じました。人それぞれに大切な瞬間があって、愛おしい毎日があると改めて胸がギュッとしました。凪ちゃんは、作品の中でお芝居をしていたのか、それとも彼女の本当の日常を観させてくれたのか…ドキドキしながらも気付けば私は、辻凪子という役者であり人間に魅せられ続けて目が離せなくなってしまいました。彼女の周りにはきっと、自然と人が集まってくる。そんな不思議なチカラを持っている。また、凪ちゃんのお芝居を目の前でみたい。またご一緒できたら色んなもの盗みたいと思う、大好きな役者さんです。それにしても…自転車に乗る2人は美しかったなぁ。
剛力彩芽(俳優)
好きな子と目が合うだけで緊張したり、些細なことで親と口喧嘩したり、くだらない会話で友達と大笑いした"あの夜"を思い出しました。毎日の生活が退屈だと感じている人全員に観てほしい。なぜならその日常こそが実はかけがえのない大切な日々だと分かるはずだから。
コトブキツカサ(映画パーソナリティ)
何でもないけど少し変。そんな凪のゆるやかな一週間。凪はどこにでもいる女の子。きっと貴方の日常も、切り取ってみれば同じように愛おしいもののはず。自分と周りにいる人をもっと大切にしよう。そう。思えた素敵な作品でした。
水石亜飛夢(俳優)
凪の日常には小さからずあらゆるところで花が咲いてるようにも見えた。枯れては繰り返し太陽と水を浴び根が長く太く強くなっていく。何といっても辻凪子が面白すぎる、存在が最高。どこかこの人には敵わないって思ってたことがこの映画を観て明確化された。
円井わん(俳優)
生きてる!動いてる!しゃべった!っていうだけで「なんかかわいい」「なんか面白い」人っているじゃないですか。他人にその魅力をうまく説明できないやつ。動物園とか水族館で出会えるあの感じに近いかも。…あれなんですよ凪って。(主演の辻凪子さんそのもの?)監督が凪というキャラクターが大好きなのがひしひしと伝わってきます(笑)そして観た人も大好きになるはず。何か起きそうで起きない。何もなさそうでちょっとなんかある。そんな絶妙な綱渡りの一週間をのぞき見させてもらう映画。観終わった後は心のカドがちょっとだけ丸くなってるはず。
安田弘之(漫画家)
嬉しいハプニングも、苦い思い出も、ままならないことも、いつかは自分のお守りになる。この映画が、毎日をピュアに生きていく私たちの、小さなお守りになってくれる。社会人になった凪ちゃん、相変わらずの憂鬱な顔が愛おしくてたまりません。
手島実優(俳優)